
自分の考えたものを形にすることができるとしたら皆さんは何を作りたいですか?
オリジナルのロボット?ドローン?アクセサリー?キャラクター?
今回から数回にわけ、どのようにすればそれが可能になるかをレポートしたいと思います。
はじめに
今回は3Dモデリングソフト「Metasequoia(メタセコイヤ)」を使って3Dプリンターで出力できるモデルデータをつくるまでをレポートいたします。
① 立方体を作ってみよう
① 基本図形を作成する
[基本図形]よりをクリックし、詳細設定をクリックします。
② 大きさを設定し、作成する
立方体にするにチェックを入れ、X方向を「100」と入力すると、Y方向、Z方向ともに同じ大きさになるので、作成をクリックします。
大きさが「100mm」の立方体が完成しました。
③ もう一つ追加で作ってみる(1)
続いて、もう一つ同じように少し小さい立方体を重ねて作成し、今の立方体をくりぬけるようにしてみたいと思います。
オブジェクトパネルにて[新規]をクリックします。リストにobj2が作成されました。
④ もう一つ追加で作ってみる(2)
[基本図形]よりをクリックし、詳細設定をクリックします。
先ほど作成した位置より少し上に作成したいので、左の欄の「Y」に「15」と入力し、先ほどと同様に「立方体にする」にチェックし、X方向に「80」と入力して作成します。
⑤ もう一つ追加で作ってみる(3)
② 立方体をくりぬいてみよう
① 立方体をくりぬいてみよう(1)
では最初の立方体を、後から作成した立方体でくり抜きましょう!
[オブジェクト]メニューより[ブーリアン]を選択します。
② 立方体をくりぬいてみよう(2)
演算方法では「差」を選択します。
ベースを「obj01」対象を「obj02」を選択し、[OK]をクリックします。
③ 立方体をくりぬいてみよう(3)
くり抜きが成功しました。
[ファイル]メニューより[名前を付けて保存]で任意の名前を付けて保存しましょう。

③ 3Dプリンターで出力できる形式で保存しよう
それでは今完成した図形を、3Dプリンターで出力できる形式で保存してみたいと思います。
[ファイル]メニューより[名前を付けて保存]をクリックします。ファイルの種類をStereolithography(*.stl)にして任意の名前を入力し[保存]をクリックします。
[OK]をクリックすれば完成です!
あとがき
いかがでしたでしょうか?これで3Dプリンターに出力できるファイルで保存することができました。次回はいよいよ作成したオブジェクトを3Dプリンターで出力します。